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zoom RSS WAMATA☆エイズと闘う人々 その1

<<   作成日時 : 2010/09/23 22:36   >>

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 WAMATA(Walio katika Mapambano na AIDS Tanzania:タンザニアでエイズと闘う人々)は、タンザニアで一番最初にできたHIV/AIDSのために設立された機関である。1989年のことだ。設立の中心となって奔走したカイジャゲさん(Ms.Teresa Kaijage)はこう述べている。

 「アフリカの人々はHIVにいくつかのことを教わった。いちばん大切なことは、アフリカの人々が団結して、他の誰でもなく、自分たちで声をあげなければ、物事は進んでいかないということ。それぞれのコミュニティは政府の補助を受けるためには、草の根レベルで、HIVに関心を持ってもらうための呼びかける努力が必要であることに気付いた。その結果としてHIVをサポートするための機関が設立され出したのだ」
http://www.undp.org/hiv/publications/book/bkchap20.htm より

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 当初から感染した人だけでなく、家族までも含んだケアを目指していたWAMATAは、1990年にNGO登録した。現在、タンザニア国内に19の支部がある。

 WAMATAのダルエスサラーム支部は、街の中心から車で20分ほど(渋滞がなければ)のリージェントエステート地区にある。我が家の近くだ。ここには、昨年まで青年海外協力隊員も入っていた。

 活動は多岐にわたっている。

・カウンセリング(検査前、妊婦、家族や同年代のグループカウンセリングなど)
・HIV感染の有無を調べる血液検査
・訪問診療
・HIV/AIDS予防のための啓発活動
・そのための太鼓、演劇、レクリエーション活動など
・カウンセラーの養成

 ほかにARV(抗レトロウイルス薬)の配布(タンザニアでは無料で配布されている)。この前、日本から来た大学生たちと一緒に訪問したときには、服用している人たちのミーティングをやっていた。正しい服用の仕方や副作用などについて話し合うそうだ。

 また事務所の2階にはミシンが何台か置かれ、エイズで親を亡くした小学校卒業後の子どもたちに洋裁を教える学校が開かれている。現在10人の子どもたちがいる。2年間ここで学んで、手に職をつけるのだそうだ。ダルエスサラーム支部代表のカドペ(Kadope)氏によると最初はJICAの援助で始まったということだ。

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 その後の資金難から継続が難しくなっていたが、昨年までいた協力隊員の女性が仲間とチャリティマラソンを企画して資金を募ってくれたということだった。アラフィフと思えるカドペ氏も一緒に5km走ったそうだ。(足がガタガタになってたいへんだったそうだけど)

 若者たち、ユースグループの太鼓や踊りや歌による啓発活動の一つ、アウトリーチプログラムも行われているそうだ。いろいろな学校を回ったり、ストリートチルドレンたちと対話したりもするという。

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 血液検査も今は、採血してから10分ほどでHIV陽性かどうかがわかるのだそうだ。一緒にいた学生さんのひとりが「今、検査してもらうこともできるんですか」と、質問した。スタッフの答えはこうであった。「まず、カウンセリングです。万が一陽性がでたときには、心理的なショックが大きいですから、検査の前には必ずカウンセリングが必要です」そうだろうというのは、考えてみればわかることだろうけど、あらためて言われると胸にずしんときた。

 WAMATAは、最近はドナー(資金を提供する人や団体など)が安定せず、資金繰りもなかなかたいへんだそうだ。ご近所のよしみもあるし、何かわたしでもできることを考えてみようかな。でも、マラソンはちょっと無理だわ。

(つづく)

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