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zoom RSS ウラジオストクの夏のなごり

<<   作成日時 : 2018/09/25 15:10   >>

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 9月初めのウラジオストクは、日差しはまだ夏を思わせるまぶしさだったけど、風は少しひんやりして、わたしは長袖のシャツの上に薄手のカーディガンを羽織った。

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 でも、短いだろう夏を惜しむウラジオストク在住と思われる人々は、ノースリーブや短パンなどで街を出歩き、まだ夏の中にいた。

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ストリートミュージシャン(右上)もいた!左上は写真学校の生徒たちとモデルと先生みたい


 息子が「3連休にどこかへ行こう」と誘ってくれて、なんだかウラジオストクが浮かんだ。
2泊3日の忙しい旅になるのはわかっていたけれども、航空券も宿代もリーズナブルだったし(息子のおごりだし)、ロシアにはまだ足を踏み入れたことがなかったから。

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 母が赤ん坊の時から10歳くらいまでを旧満州で過ごしたということもあった。同じ場所ではないけれども、同じ大陸に立って、空気を吸い、歩き、空を見上げてみたいと思った。彼女は1969年に単身で船に乗り、ソビエト旅行にも行っている。そのときもわたしと同じような気持ちがあったのかどうか。

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チョコレートの包み紙。左が母が1969年のソ連旅行で買ったもの。
右が今回買ったもの。
ほぼ50年経って国も変わってもこの子は変わらないのね


 古い建物が並ぶ、どっしりした街並みのウラジオストクは、空が高く、広かった。重厚な造りのウラジオストク駅。ここからシベリア鉄道が出ている。

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 空港から街中まではバスで来たけど、空港へは列車で行こうと出発の前日に駅の窓口で切符を購入した。窓口のおばさんは、ぶっきらぼうな感じで、一言も英語を話さない。こちらもロシア語ができないので、カレンダーなどを指差しながら、なんとか伝えようとした。そんなこんなで、切符がやっと買えたので、二つだけ覚えてきたロシア語のうち、「スパシーバ(ありがとう)」と口にだしたら、おばさん、にっこりと笑ってくれた。
(もう一つは「ズドラストヴィーチェ(こんにちは)」)

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空港行きの列車


 しかし、エアポート行きの列車の切符売り場でもこんな感じ※で、短い滞在だったけど、気持ちよいくらい英語が通じないことが多かった。観光客の姿はけっこう見かけるのに。でも「媚びない」姿がすがすがしいかも、とも思った。郷に入りては郷に従えなんだと。(あ、でもこの地域の歴史がたどれる「国立アルセーニエフ博物館」でも、解説のパネルが半分くらいしか英語表記のものがなく、あとはロシア語オンリーだったので、あれまあ、という感じだった。途中で翻訳が面倒になった?展示の仕方も凝っていておもしろい博物館なのに。)

 街には、人馴れした鳩がわんさかいた。
 ウラジオストク駅前にいるレーニン像は鳥たちに好かれるのか、足元には鳩が群れていて、伸ばした右手の先には気持ちよさそうな水鳥(ですよね。種類がわからない)が、銅像と一体化したかのように胸を張っていた。

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  街のそこここに絵がある。そこにしっくりと溶け込んでいるような絵たちとの出会いは楽しかった。

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 また、いたるところに花壇があり、それが古い建物とよく似合っていた。色とりどりの花たちが街を明るくしていた。

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 そして、各所にベンチがおいてあり、疲れたら座って一休みできるし、変な仕切りがついてないから、寝転がることだってできるのは、すてきだなと思った。道行く人にやさしい街だ。

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 行く前から食べたかったおいしいボルシチとピロシキにも出会えた。揚げピロシキは中身が酢キャベツオンリー(35ルーブル)だったけど、これがうまかった。(1ルーブル=約2円)

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ロシア料理レストラン「ポルトフランコ」のボルシチ(このセットで350ルーブル。ポテト入りのパンもおいしかった)
「ビラジョーチニッツア」の揚げピロシキ


 スタローヴァヤと言われる食堂で地元の人たちに交じって並んで、好きなものを選んで食べるのも楽しい。言葉ができなくても並んでいる料理を指差せばいいし、レジでおばさんがまとめて会計してくれる(でもわたしの時には、おつりをくれる前にレジのおばさんがどこかへ行ってしまって焦った。結果的には受け取れたけど)。行き当たりばったりに入った店なので名前がわからず。。写真の取り合わせで210ルーブル。

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 ロシアビールもしっかりとした味でおいしかった。

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 夜も遅くまで開いているおしゃれなバーなどもあり、外をのんびり歩いていても大丈夫だった。まあ、息子と一緒だったから、ずんずん行けたのかも。



 鷲の巣展望台に行くには、かわいいケーブルカー(片道14ルーブル!乗車2分程)に乗っても行ける。緑の多い街なのだなとあらためて思った。

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屋根にも絵が!


 とにかくよく歩いた。ゴミも落ちていず、空は広く、空気はちょっと乾いた感じのさわやかさがあった。でもなんか、古く美しい建物が多かったからか、でんとした銅像がそびえていたせいか、整然としすぎてる感じがして、わたしの好きな「猥雑さ」が見つからない気がしたけれども。

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中央広場の革命戦士像


 ウラジオストクの若者たちの楽しみは何なのだろうと思ったり、ここの人々は野菜や肉はどこで買うのだろうと思ったり、2泊3日の新参者では、わからない、見えないことがとても多い。そりゃそうだ。。
 次の機会があるだろうか。もっと覗かせてくれるだろうか。
 
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 空港へ向かう列車は、海辺をずっと走る。アムール湾の冷たそうな海のむこうに広がる大地。そこにあったはずの母がいた街を想像してみた。旅の終わりなのにこれから旅が始まるようだった。

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※外国人がよくいくホテルやレストランなどはそれなりに英語が通じます。レストランには英語や写真入りメニューがあるところも。

※行きたくなったら「ウラジオ.com」 。ウラジオストクへの行き方や見どころなどが日本語で懇切丁寧に載っているのでとても参考になりました。今回のブログのレストランなどのリンクもこちらから。

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