タンザニア徒然草

アクセスカウンタ

zoom RSS マティアスのシェタニは空から降りてくる

<<   作成日時 : 2019/02/03 19:31   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 シェタニ(精霊)のマコンデ彫刻を彫り続けているマティアス・ナンポカ。ムピンゴ(Mpingo)と呼ばれるアフリカンブラックウッドで彫刻を作っているのだが、木を彫り始めると自然とそれがどんな形になっていくのか、「アイデア」が降りてくるのだそうだ。

画像
工房をバックにしたマティアスとネモトちゃん


 不思議に吸い込まれるような彼の作品は好きで、ほれぼれと眺めてしまうのだけれども、話を聞いて改めてすごいなあ、こういう人を天才と言うのかもと思った。

画像
マティアス作、砂漠のシェタニ


 でも何かの拍子に突然「アイデア」がぷっつり降りてこなくなってしまうことがあり、そういう時にはジタバタせずに、彫るのをあきらめてほかのことをするのだそうだ。家のことをしたり、散歩したり、友人とおしゃべりしたり。でも、常に頭のどこかで彫刻のことを考えているらしい。そのうちにまたふっと「アイデア」が降りてくるので、そうしたら、また彫り始める。

画像
マティアス家の庭にある工房


 時には、数日経っても彫る作業に戻れないこともある。いろいろと悩みが多い時は特に難しかったりするそうだ。
 
 気持ちよく眠れて、「アイデア」とともに目覚める!というステキな朝もあるそうだ。

 途中まで彫刻を彫ってから他の人に任せるということはできないのだと。言葉や身振り手振りで説明しても、通じないのだという。

 そういう「アイデア」ってどこから降ってくるのだろう。空を見上げてみたけど、わたしには、わからない。

 マティアスの精霊は、マティアスにしか彫れないのだ。

 マティアスはお父さんもエバリスト・ナンポカというマコンデ彫刻家だ。やはりシェタニの彫刻を彫っていた。2000年に55歳の若さで亡くなってしまったのだけれども。

 お父さんが存命のころ、最初は自分は彫刻を彫るつもりはなく、自動車整備の見習いをしていた。けれど、ある日、家に戻った時に父に、「ここに座って彫ってみろ」と言われ、彫り始めたそうだ。 たぶんマティアスはずっと父の彫っている姿を目で追っていたのではないだろうか。
 今も常に頭の中に彫刻の姿があるように、当時からマティアスの中のどこかに彫刻(シェタニ)が息づいていたのだろう。

画像
マティアスの家の庭


 現在、47歳のマティアスには、一番下の2歳のネモトちゃんを含めて4人の息子がいるけれども、一番上のエバは自動車整備工見習いをしていて、ヨハナが中学2年生、ムングバシが小学6年生で、まだ誰も彫刻を彫ってはいない。

 跡を継ぐものは現れるのだろうか。


画像
お父さんとお母さんとご機嫌斜めのネモトちゃん💦


 2歳になったネモトちゃんは、本日ずっとご機嫌斜めで、肌色が違うからか、わたしを見ると泣いてしまうので、近づくこともままならず、残念なのであった。「わたしはよい人なのよ〜。怖くないよ〜。ほんとだよ〜」と話しかけていたのだけど、通じず(泣)。眠っているときにほっぺをぐりぐり触ってきたけどね。

画像
すやすや眠るネモトちゃん


 ネモトちゃん、ママが大好きでまだおっぱいを吸っているんだよ。(なんて。タンザニアの子どもでは珍しくないけどね)

画像




2018年、昨年のネモトちゃんのブログはこちら☆ 『ネモトちゃん1歳!』 2018年3月24日

2017年のネモトちゃんのブログはこちら☆ 『 「ネモト」ちゃんに会いに行く』 2017年3月24日

ヨハナのことを書いたブログはこちら☆ 『初めての街、初めての海』2010年9月30日 ヨハナまだ5歳!
 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
トリップアドバイザー
タンザニア観光ホテル口コミ情報
マティアスのシェタニは空から降りてくる タンザニア徒然草/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる