鳥子さんのコレクション

 鳥子というのは、詩を書いていた母の財部鳥子というペンネームの名前の方。なんで鳥子にしたのかは、聞いたこともあったけど、よく覚えてないのです。でも母はこの名前がとても気に入っていたようで、自身で鳥グッズのコレクションもしていました。下記の写真にあるのは、わたしがタンザニアからお土産に買ってきたホロホロ鳥のバティック布とや木製のホロホロ鳥とアフリカの鳥の切手。カラフルでしょう。

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 わたしがタンザニアに移り住んだのが1989年。もちろんまだパーソナルコンピューターもインターネットもない時代。日本にいる母とのやりとりは手紙を通してでした。
 そして、母は切手の収集家でもありました。一昔前は切手収集も結構ポピュラーな趣味の一つだったんじゃないかと思います。記念切手を買うというのではなく、届いた便りに貼ってある切手部分を切り取り、水につけて切手だけはがして乾かして、取っておいたり、切手帳に収めたりするのです。

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 母が仕舞っていたタンザニアの切手がありました。

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 その中のなかなか味のある切手たちをご紹介します。とっておいてくれてありがとうと母に。

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 上段はマコンデ彫刻の仮面たち、下段右は、各地の太鼓たち。左は主にザンジバルなどで見られる”スワヒリスタイル”のファッションの男女と”Twende Kilioni”と呼ばれる編みこみヘア。文字通り訳すと「お葬式に行きましょう」なのだけど、今もポピュラーなヘアスタイルで、中学校などでも女子のこのスタイルはOKとされてたりするし、男性(サッカー選手など)がやっていることも。


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 鳥と動物たち。上段は優しきムナジロカラス。タンザニアの先住カラス。その右隣のブッシュベイビーは夜行性で鳴き声がとてもとてもニギヤカ。ミクミ国立公園で夜に遭遇したことがある。

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 タンザニアの誇る作物たちで、蜂は蜂蜜~タンザニアのハチミツはおいしいのよ、と思ったら、これは蜜蜂ではないみたいでした。。蜂の下の切手、赤いのは香辛料のクローブ、虫よけ、痛み止めなどいろいろと用途があります。これを乾かすと黒くていい香りになるのです。その隣はブトウ。中央部のドドマにブドウ畑が広がり、美味しいワインもできます。その上は紅茶。タンザニア紅茶も美味しいです。ミルク砂糖入りのチャイは毎朝欠かせません。

 人々が主人公の切手ももちろんあります。

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 下記はタンザニアじゃなく、ケニアの切手なのだけど、なんと独立(Uhuru)の文字が入った独立年1963年のものでした。母はどうしてこれを持っているのかしら。今となっては訊くこともできず。。なんだかそのころの息吹が伝わってくるような気がします。

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 アフリカの切手ではないですが、美しい切手がいろいろありました。以下はイラクのもの。

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 こちらは中国。(ちょっとピントがずれててごめんなさい)

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 今は無きチェコスロバキアとソビエト連邦の切手も。華やかな切手や国威高揚の切手もあり、なんだか切なくもありますね。

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 いろんな場所にいる方々と手紙のやり取りをしていた母。相手はどんな人だったか、どんなやりとりだったかは、想像するしかないけれど、手書き文字で気持ちを伝え、切手を貼るときも相手のことを思ってたのだろうなと思うと、一つ一つの切手にも物語がありそうです。そんな母の物語をカラフルな切手たちが語ってくれるのでしょうか。手紙っていいものですね、と改めて。



 

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